旅58日目 ヴェニスの一日
ここでのホテルは朝食付き。
種類は多く無いが十分な内容で美味しかった
ヴェニスは一日ではとても見切れなそうだが
いつものように歩き回ってみよう。
まずは、サンマルコ広場の鐘楼に上る。
入場料は8ユーロで、エレベーターで上がる。
まだ混んでいなくて、すぐに上れた。
どの方向を見ても、全て赤い屋根なのが凄い。
鐘楼を出て、昨夜見忘れた”ため息の橋”を観る
鐘楼からはすぐ、3分くらいの場所だった。
次に向かったのは”SAN LIO教会”。
スペルが違うが、自分のいた会社と同名なので
どうしても観ておきたかったのだ。
そして、昨日も渡ったリアルト橋へ。
今日は荷物が無いので、ゆっくり渡ってみる。
橋の途中からカナルグランデを観る
橋を渡って、そのままアーケードに入るが、
時間が早いせいか、大半の店が閉まっていた。
アーケードの横の広場にある”せむし男の像”。
口から出る水を、皆ペットボトルに入れたり
手を洗ったりしている。
何かいわれがあるのだろう。
そのまま少し進むと”魚市場”がある。
と言ってもフルーツや野菜も売っている。
魚市場からの眺め
その後は、適当に路地を歩き回る。
日向は 陽射しが強く暑いのだが、
路地裏などの日陰は涼しく気持ちが良い。
歩いているうちに、昨日通った広場に出た。
ついでに駅の方へ行ってみることにする。
駅前に流れるカナルグランデは
やはり絵になる。
お昼は、カナルグランデに面したカフェの
1軒に入ってみた。
座った席から見るカナルグランデ。
本場のカルボナーラを食べた。
玉子の黄身が濃厚!
ねっとりした感じだが 美味しかった。
値段もカルボナーラが10ユーロ、
アイスティが4ユーロ、
付け合せのパンが2ユーロ、
パンは自動的に出てきてしまう。
場所の割には そんなに高く無かった。
食後、駅と反対方向に歩いて行くと
フルーツ屋さんが出ていた。
デザートにフルーツサラダを食べた。
スイカ、パイナップル、キウイ、桃
メロン、マンゴーが入って2ユーロ。
充実した内容で美味しかった。
途中通ったゴンドラ乗り場。
そのままぶらぶら歩いて行くと
泊まっているホテルに近づいてきたので、
一度部屋に戻り シャワーを浴びた。
このところ睡眠時間が4〜5時間と短いので
1時間ほど昼寝をして休んだ。
夕方から、今度はサンマルコ広場から
西の方へ歩いてみることにした。
3月22日通りという名の通りは、
ブランドショップが並ぶ おしゃれな通り。
運河沿いのレストラン いい感じ。
3月22日通りを歩き続けると
アカデミア橋が近づいてくる。
そして、このアカデミア橋からの眺めが
素晴らしかった。
アカデミア橋を渡ってまっすぐ行くと
急にまた視界が開ける。
ジューデッカ運河という大きな運河に出た。
ここからまた折り返して、
再び アカデミア橋を渡り、
サンマルコ広場の方へ戻って行く。
今夜は、昨日も行ったスキアヴォーニ河岸を
もっと先の方まで歩いてみることにする。
それにしても、ヴェニスは車も自転車も無く
安心して歩ける。
スキアヴォーニ河岸は広々とした歩道で、
食べ物や お土産を売る店、
パフォーマーなどもいて楽しい。
哀愁をおびた曲が流れていて、振り向くと
ピノキオがいた。
1ユーロ払って記念写真を撮らせてもらった。
その後、ポートレートを描く画家を発見。
誰も客がいなくひまそうにしていた。
一度行き過ぎたが、
どうも気になって 戻ってみた。
価格を聞くと、25ユーロとのこと。
時間は15分は掛からないと言う。
旅の記念に描いてもらうことにした。
向かい合って座り、斜め横からライトを浴び
画家の目を見てじっとしてると、
次から次に 通行人が立ち止まり覗いて行く。
後半、絵が完成に近づくと
ずっと立ち止まって見ている人も出てきた。
言っていた通り、15分程度で絵が完成した。
おー、なかなか似ている気がする。
見ていた通行人からも似ていると言われる。
お礼を言い、記念写真を撮らせてもらった。
後ろでずっと見ていた家族連れの女の子が、
自分の後、描いてもらうことにしたようだ。
そんなこんなのヴェニスの一日だった。
おまけは ゴンドラ。
今日の歩数は 22,568歩。
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